Q&A

こどもメガネのよくあるご質問をご案内します。

なぜ、眼科医の診察が必要?
こどもの目はピント合わせを行う調節力が大きい為、慎重に視力測定を行わなければなりません。
メガネでの過矯正等を防ぐ意味でも、まずは眼科での診察をお勧めします。

できれば、メガネを掛けさせたくないのですが。
特にこどもの弱視は矯正を行わないと、視力や視機能が発達しません。
眼科医の指導による適切な視力矯正をお勧めします。

眼鏡をかけると視力が落ちますか?
適切な視力矯正を行う限り、それによって視力が落ちると言ったことはございませんが、こどもの目は成長とともに変化するため、眼鏡をかけても変化していきます。

近視は進みますか?
はい、近視は進行します。個人差がありますが、近視の進行は20代前半ぐらいまで可能性があります。

メガネは何年くらい使えますか
こどもの成長と取扱いを考慮すると4歳ぐらいまでは1年、9歳ぐらいまでは2年、それ以上は3年ぐらいが一つの目安でしょう。度数が変化し見づらくなれば、その都度レンズを交換する必要があります。

度数が変わった場合、レンズだけの交換ができますか
レンズだけの交換は可能です。ただし、フレームの状態が思わしくない場合には新調をお勧めする場合もございます。

仕上がりまでの日数
お選びいただくレンズにより異なります。メーカー在庫品であれば3日、また、特注品は1週間程度、お日にちを頂戴いたします。

療養費って何ですか?(保険適応)
平成18年4月1日より、小児の弱視、斜視および先天白内障術後の屈折矯正の治療用として用いる眼鏡およびコンタクトレンズ(以下「治療用眼鏡等」という)の作成費用が、健康保険の適用となり、患者様負担割合以外の額が療養費として償還払い扱いで、患者様に給付されることになりました。
対象年齢は9歳未満で、上記の「治療用眼鏡等」が給付対象です。一般的な近視などに用いる眼鏡やアイパッチ、フレネル膜プリズムは対象となっておりません。
療養費の申請方法など詳しくは店頭でお尋ねください。

眼鏡がずり落ちます
「フレームのサイズが合っていない」、「適切なフィッティングが施されていない」、もしくは「歪んでしまっている」などが考えられます。
お気軽にご相談ください。

メガネをインターネットで購入してもいいの?
インターネットでのご購入はおススメできません。「サイズ選びにおいてアドバイスが受けられない」、「目の位置とレンズの光学中心が一致しない」「フィッティングが受けられない」などの大きなデメリットがあります。

弱視って何ですか?
弱視(医学的弱視)とは視力の発達の感受性期に適切な刺激を受け取ることができなかったために生じた視力の未発達状態で、眼鏡をかけたり訓練をしたりすることで視力が良くなる可能性があります。

斜視って何ですか?
物を見ようとする時に、片目は正面を向いていても、もう片目が違う方向を向いてしまっている状態が斜視です。斜視の原因のほとんどは目を動かす筋肉や神経の異常によるものや遠視によるものです。

アイパッチってなんですか?
アイパッチは視能訓練用の補助アイテムです。片眼が弱視である場合、見ている方の目をアイパッチにより遮蔽し、斜視眼を強制的に使用させ、視力の発達を促します。アイパッチによる視能訓練は眼科医の指導のもと行いましょう。

フルネル膜プリズムって何ですか?
フルネル膜プリズムは斜視の矯正に使用する補助アイテムです。斜視矯正にはプリズムと言う光学機能を持たせたレンズを使用しますが、強度となると作製が難しくなります。同様の働きを持った薄いフィルム状のフルネル膜プリズムをレンズに貼り付けて使用します。