こどもの目を育てる二つの発達
目には「目のつくり」と「見る力」の
二つの発達が必要です。
目には「目のつくり」と「見る力」の二つの発達が必要です。「目のつくり」は5歳ぐらいまでに完成し、「見る力」は6~9歳頃に完成します。ものを見るためには目と脳の発達と「見えた」という感覚の刺激が必要なのです。
こどもの目は小学校低学年までは遠視、小学校高学年から中学生、高校生になると近視が多くなります。
どのように見えているかは本人にしか分からず、その見え方が「見えている」のか「見えていない」のかという判断もつかないのです。
ですから、周りの大人が十分に注意する必要があります。
こどもの「見づらい」のサインは?
- 目を細めて絵本やテレビなどを見る(上目づかいをする、横目で見る)
- 本や物を見る時に異常に顔を近づける(テレビに近づく)
- 見ることに根気が無く、飽きっぽい
- 文字や行を読み間違える
- 絵や物、人を見間違える
- 視線が内や外、上や下にずれる事がある
- 眩しそうに片目をつぶる
- 首を傾けて物を見ようとする
このようなしぐさがたびたび見受けられる場合、視力の問題からくる影響が考えられます。
まずは眼科医の診察をお勧め致します。
岡崎市内の眼科をお探しでしたら、お気軽にお問い合わせください。
メガネの吉川屋 TEL: 0564-21-3875
3歳児検診って何?
3歳児検診で行う目の検査の主な目的は視覚障害の早期発見です。
特に弱視の発見は重要です。
この時期から適切な矯正や訓練を行えば、視力や視機能を発達させることができます。
3歳から6歳頃は視力の発達にとって、一生に関わるとても大切な時期なのです。